10月17日(土)晴れ

う、朝日がさしこんできてる・・・・・・。
昨日ブラインド開けたまま寝ちゃったんだ。



眠いなぁ・・・・・・、5時くらいかな?
土曜日だし、もう少し寝てようかな・・・・・・。
ん?キッチンのほうから・・・・・・声が聞こえる。


 ふう:「このあいだはびっくりして、失礼しちゃいましたけど、
     今日はもう大丈夫ですよ。
     たまきちゃんと暮らしてどうですか?彼女、お料理上手ですよね。
     たまきちゃんの作った煮物、おいしいんですよ。また食べたいなぁ。
     そういえば、紅蘭さんは機械に強いんですってね。」


たまき:この声は風ちゃんだ。相変わらず朝早いなぁ。(むにゃむにゃ)
    紅蘭も、もう起きてるんだ。

 ふう:「・・・・・・・なんですね。おかしいですよね。
     ところで、このあいだお邪魔したとき、二人ともお互いに
     名前を呼び捨てにしてらしたじゃないですか。
     あれちょっと羨ましくて。これから私も・・・・・・、
     紅蘭さんって、リンゴお好きなんですね。あの、汁たれてますよ。
     白い毛皮が汚れちゃう・・・・・・」

たまき:風ちゃん、・・・・・・それワンパだよ。(笑)

結局ワンパは、しばらくうちに居ることになりました。
ほとぼりが冷めるまで、ジュディさんのお屋敷には、戻れそうにないらしいです。
私たちにとっては願ったり適ったりだけど、ジュディさんはかわいそう。
電話もらったときは嬉しくてはしゃいじゃったけど、今はちょっと反省しています。




たまき:おはよう、ふうちゃん。ちょっと私の部屋においで。
 ふう:あ、おはようたまきちゃ・・・・・・じゃなかった。
    たまき、なぁに? 今紅蘭とお話してたのに。

たまき:・・・・・・?ま、まあ事情を話せば長いんだけどね。
    とりあえず教えてあげると、その白い生き物は紅蘭じゃないの。

ワンパ:ワフ!

 ふう:またまた、たまきったらやだなぁ、もう。そんな・・・・・・、
    それじゃあ、この牙もこのツメも・・・・・・。このきぐるみ暖かいね。アハハ。

ワンパ:ワフルルルルゥ♪
 ふう:・・・・・・・・・・・・。(パタリ)
たまき:あっ、風ちゃん!?
ワンパ:ウルワフ?


 紅蘭:うちとワンパ間違うやなんて、たまきと幼なじみなだけはあるな。(笑)
たまき:もう、笑い事じゃないよ。風ちゃん大丈夫?
 ふう:ん・・・・・・。あれ、・・・・・・東京タワーは?
 紅蘭:まだ夢の中やな。うちのことわかる?
 


ふう:あ、紅蘭さん。
    
たっ、たまきちゃん!たまきちゃん!
たまき:もう大丈夫だよ。びっくりさせてごめんね。(ぎゅ)

 紅蘭:あの白いのはな、「ワンパ」ちゅうて顔は怖いけど、
    ほんまはおとなしいええ子なんや。
    強いて言えば、抜け毛がすごいのが欠点かなぁ。(笑)

 ふう:本当?
たまき:うん。ほら、あの子さっきから心配してこっちをのぞいてるの。
    ワンパ、こっちおいで。

ワンパ:フルルルゥ!(ドタドタ)

たまき:あ?行っちゃった。なんだよ、もう。
    あのね、あの子ががうちに居るのは・・・・・・かくかくしかじか・・・・・・、
    というわけなの。そうだよね、紅蘭。

 紅蘭:まあ、日記やからそれでええやろ。
たまき:そういう意味じゃなくって〜。



 ふう:えと、たまき・・・・・・もう大丈夫。
たまき:ああ、は、はい・・・・・・。
 紅蘭:なんや、「たまきちゃん」とちゃうのん?
たまき:(私が聞きにくかったこと聞いてくれてありがと〜、紅蘭!)

 ふう:このあいだ、二人ともお互いに名前だけで呼びあっているのを聞いて、
    それがとっても仲良さそうに思えて、羨ましく思ったんです。
    それで私も、そういうふうにたまきちゃんのこと呼んだら、
    もっと仲良くなれるかなぁって。・・・・・・だから。

たまき:そぉんなこと関係ないって〜。風ちゃんは私の大事な・・・。
 紅蘭:ははぁ〜ん。うちに、たまきを取られる思ったんやな。
たまき:なんでそうなるのよ〜、もう。

 ふう:・・・・・・そうなのかな。そうかも。なんだか、
    たまきちゃんが私を置いて、どこかに行っちゃったような気がして。

たまき:風ちゃん・・・・・・。
 紅蘭:安心しいや。うちとたまきはそりゃあ仲ええけどな、せやからゆうて、
    たまきがあんさんのこと忘れたり置いてったり、
    そんなことあるわけないやんか。たまきのこと、信用したらなあかんで。
    それに、「たまきちゃん」ゆう呼び方は子供のときから使うとった
    呼び方やろ?そんなん、うちのほうが羨ましいわ。
    ・・・・・・大事にしいや。

 ふう:はい。あの、ありがとう紅蘭さん。
たまき:ね〜、ふたりとも〜、そういう話は私のいないときにしてくれる〜?
 紅蘭:あ、見てみぃ!たまきの顔赤いで!
たまき:ふえぇぇ・・・。ワ、ワンパ探してくる!(パタパタ・・・)


 ふう:紅蘭さんって、ほんとにいい人なんですね。それなのにわたしは
    自分のことばっかり考えて、恥ずかしいです・・・・・・。

 紅蘭:そうかなぁ。(・・・・・・「いい人」なんかなぁ。たまに自分でも、ようわからんなるわ。)
    あ、そうそう、うちのことは「紅蘭」って呼んでほしいんやけど。

 ふう:じゃあ紅蘭、わたしのことも「ふう」って呼んでください!
 紅蘭:よっしゃ。ほな、たまきのとこに行こか、ふう・・・・・・??
 ふう:・・・? どうしました?
 紅蘭:いや、何でもないわ。行こ行こ!
    (なんか「ふう」って、めちゃめちゃ呼び捨てにしにくい名前やなぁ。(汗))


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

今日は参ったよ〜。(笑)
いや、紅蘭には、ほんとにありがたいんだけど。
・・・・・・恥ずかしいなぁ、もう。

あのあと風ちゃんとワンパが仲直りして、一緒に朝ごはん食べて、
それから風ちゃんの車で3人でドライブに行って、
帰ってきたら、まだお昼前でした。(笑)
そのあとみんなでお昼寝したので、
いま全然眠くないの〜。

困ったなぁ。
一応、おやすみなさい・・・。


眠れないよ〜。
   

 

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