10月15日(金)晴れ 今日はデートなんです〜♪ドライブデート。 相手はふうちゃん、車はヴァイパー。 友達がくれたお土産の”牧場特製アイスクリーム”がとても美味しかったので、 わざわざその牧場まで食べに行こうと、私を誘ってくれたんです。 こういうの、酔狂って言うんですよね。(笑) 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ふう:とにかくね〜、こってりしてて、爽やかな味で、 もうたまら〜〜んって感じのアイスなの。 たまき:ふぅん、楽しみ〜。 そこって遠いの? ふう:この先の入り口から高速道に入って、 ・・・3時間くらいかなぁ。 たまき:ええ〜?・・・往復6時間? そんなに遠いの? ふう:それだけの価値はあるって〜。 たまき:まあ、私が運転するわけじゃないからいいけど。 ふう:そう?私の場合、自分で運転するんじゃなきゃ、 退屈で耐えられないけどなぁ。 たまき:じゃあ、いいドライブコンビだね。 ふう:そういうことになるねぇ。 たまき:これ観光ガイドブック? ふう:うん。場所はもうカーナビに入れてあるから、 必要ないんだけど一応ね。 たまき:ねえねえ。 お昼はどこで食べるの?決めた?(ぱらぱら) ここは〜?胡麻団子がおいしいらしいよ。 ふう:決めたらダメダメ。お腹のすくまま気の向くまま。 お腹がすいたら、その時目についた所に入ろう。 たまき:そんな行き当たりばったりな。 ふう:そこがいいんじゃないの。 そういうところに新しい出会いがあるものよ。 ふらり途中下車の旅、ってやつぅ? たまき:そうなの〜? ・ ・ ふう:高速高速〜♪いよいよ高速ど〜ろ〜♪ たまき:平日だけあって、道路すいてるみたいね。 ふう:出てきたチケット取って。 たまき:あ、そうか。左ハンドルだっけ。 取ればいいの? ふう:そうそう。 ・・・ありがと。それ、なくさないでよ。 たまき:高速道路のチケットとったの初めて〜。 なんか偉くなったような気分だよ。 ふう:・・・・・・そう? よかったネ。 たまき:うん。 ふう:そっれじゃあ、ゴーっといきましょうかぁ。 (ヴォォォオオン、ガコ、ヴォォォオオオオン) たまき:へくぅぅぅぅ〜。とっ、飛ばしすぎぃぃ・・・。 ふう:高速道路なんだもん。飛ばして当然でしょう。 たまき:そんなこと言ったって〜。 いったいどのくらい・・・・・・え?90キロ? ああ〜、それほどでもないのか・・・。 ふう:この車は加速がとんでもないから、 すごいスピードだって思うのかもね〜。 (・・・なんちゃって、 この車は直輸入のアメ車だからメーターがマイル表示なのだ) たまき:それにしても、びゅんびゅん車を追い抜いてくよ。 ふう:みんなのんびりしてるね♪ 110まで出してもいい?(時速110マイル=時速176キロ) たまき:まあ、いいけどぉぉおうえぇぇ〜〜〜? (ヴォン、ヴォオオオオオオオオオオオ) 速いっ、速いよぉぉ!!<(@▽@;)> 110キロってこんなに速かった〜? ふう:この車は車高が低いから、ますますそう感じるんだよ〜。 さあさ、出口まで1時間。 MDをかけて、ガンガン歌っていこう! たまき:そ、そうだね。 ん〜〜と、なにがいいかなぁ・・・。 よし。マヤちゃんメドレーにしよう。ね。 (ウィーン、カチャ) ・ (以後熱唱1時間) (・・・恥ずかしいので省略) ・ たまき:忘れられない、ひとみ♪♪ ふう:離れられない、その魅力ぅ〜♪♪ たまき:イェ〜! ふう:ねえ、たまきちゃん。そろそろ出口だよ。 カラオケおしまい〜。 たまき:もう一時間たったんだ。 ふう:高速道路のチケットはどこにしまった? たまき:ええと、バッグの中。(ごそごそ) はい、これ。 ふう:じゃあ、これからゲートをくぐるから、 このカードと一緒に係員さんに渡して。 たまき:わかった。 たまき:お願いしま〜す。 係員:はい。 ・・・・・・はいどうぞ。 お気を付けて。 たまき:は〜い。どうも。 ふう:ここから約1時間半くらい。 途中でお昼食べようね。 たまき:お店は適当に選ぶんだよね。 ふう:それじゃ行こう♪ (ドキャキャキャキャ、ヴォオオオオオオオン) たまき:ちょ、ちょ、まわっまわっ キャーーー◎★○▼×☆!!\(@▽@;)/ ふう:・・・・・・この辺は路面が砂っぽいみたい。 気を付けないと2回転くらいしちゃうね。 たまき:・・・・・・ふぇぇぇ〜。(どきどきどきどき) あっ、あっ、安全運転しなきゃいけないんだよ〜。 ふう:わかった、わかった。 たまきちゃんをあんまり怖がらせちゃ可哀相だしね。 たまき:そういうことじゃなくて〜。 ・・・いや、まあ実はそういうことでもあるんだけど、 とにかく安全運転でね。 ふう:はいはい。 ・ ・ ふう:だんだん山の風景になってきたよ。 緑が眩しいねぇ。 たまき:そろそろお昼時だね。 なにか食べようよ。 ふう:そうだね。おなかすいちゃった。 どこかそのへんで食べる所、ある? たまき:う〜んと・・・コンビニはあるけど・・・・・・ あっ、あれ、お蕎麦やさんみたいだよ。あそこは? ふう:じゃ、そこにしよう。 決まり。 たまき:もう決めるの〜? 少し先まで見てからにしない? ふう:この旅のテーマをお忘れ? 食べようと思った時にみつけた所にはいるのですのよ。 というわけで・・・(キュキュッ、ヴォン)停めるよ。 たまき:そこまで徹底させるの? まあいいけど。 ふう:美意識っていうのは徹底させてこそ意味があるものだもん。 中途半端なこだわりなんて、ただの人生の損失ね。 たまき:はぁ・・・。 あとは、ここがおいしいお店だったら言うことナシなんだけど。 ふう:老舗っぽい門構えだし、期待できるんじゃない? たまき:じゃあ、入ろうか。 ごめんくださいな。 店員:えいらっしゃい。 お客さんお二人ですか? たまき:・・・・・・・・・。 ふう:は、はい、二人です。 店員:どうぞこちらへ♪ はい、メニュー。 いまお茶を出しますね。 ふう:・・・・・・はい。 たまき:私達いま、お蕎麦やさんに入ったよね。 確か。 ふう:うん。ほら、メニューもお蕎麦専門だし。 店員さんの口調もお蕎麦やさんぽいし。 お店の装飾もちゃんとお蕎麦屋さん風だし。 たまき:なんで店員さんはあんな格好なの? ふう:だし汁の匂いが充満しているなかで あの格好は異様な感じ。 かわいいけどねぇ・・・。 店員:注文はお決まり? たまき:わあっ、びっくりした。 店員:どうかしました?お客さん。 注文はまだ? たまき:わ、わたし、この、天玉蕎麦を。 ふう:わたし山菜蕎麦。 店員:天玉お一つ、山菜お一つ。 以上ですね。しょうしょうおまち〜。 たまき:ふうちゃん、これがふらり途中下車の旅? なんかとんでもないところに入ってない? ふう:こういう経験も、その、旅の醍醐味ってものよ〜。 ・・・などと強がってみたりして。 店員:オーダー! 天玉いっちょう、山菜いっちょうで〜す。 店員:えいおまち〜! てん玉蕎麦と〜、(コトン)山菜蕎麦〜。(コトン) どうぞごゆっくり! ふう:いただきます。 お味は・・・どんなかな〜。 たまき:いただきます。(つるつる) ・・・ん! これはなかなか本格的かも。 ふう:お蕎麦だけじゃなくて、山菜もおいしい。 アタリだよ、このお店。(つるつる) たまき:(つるつる) ふう:(つるつる) たまき:(つるつる) ふう:(つるつる) たまき:(つるつる) ふう:(つるつる) たまき:・・・思わず無言だね。 ん〜、おいしい〜。 いいものだね、ふらり途中下車の旅も。(つるつる) ふう:はふぅ〜、汗が出てきちゃった。 お水下さ〜い。 店員:へい、お冷やおまち。 ふう:どうも。 店員:あの〜、 お客さん、二人連れなんですよね。 ふう:そうですけど、それがなにか? 店員:いえね、 お客さん達の乗ってきた車に、だれか乗り込んだようだから。 誰か待たせているのかなって。 ふう:ほえ? (ヴォン、ボルルル) だっ、誰!?バイパーのエンジンをかけてるのは。 ドロボー!? たまき:うそ!ちゃんとカギ閉めなかったの? ふう:全部閉めたよ〜!たぶん。 あれ、キーないじゃん。 店員:お客さん達、そんなこと言ってないで追いかけなきゃ。 お勘定はあとでいいから、ほら。 たまき:はい! ふう:すいません! (ヴォオオン、ヴォオオオン) たまき:こらっ、待ちなさ〜い! ふう:たまきちゃん、前に出たら危ない! 避けて! たまき:え?うそっ、右によける?左によける? (ヴォキャキャキャ、ヴォオオオオン) キャーッ! ふう:たまきちゃーーん! たまき:かわした、けど・・・・・・。 たまき:なんでこんな事になってるの〜〜!? ふう:たまきちゃん! ああ〜大変!どうしよう。 店員:ねえ、お客さん。この車使って! ふう:ミニクーパー? 店員:あたしの車よ。 ささ、早く運転席に乗って。 ふう:わたしが?いいの? 店員:あたし、まだ免許取りたてなの。 でも、この辺に道には詳しいから一緒に追いかけましょう。 ふう:お店は? 店員:いいから、いいから。 ふう:わかった。 店員:追跡開始! (ギャオンギャオン) ふう:それじゃあいくわよん! (ギャロロロロロロオオオオン) ふう:なかなかの加速じゃん。 こんな小さな車なのに〜。 店員:これ、あの店のオーナーから譲ってもらった車なの。 オーナー、そうとういじったらしいよ。 これならあの車に追いつけるかもしれないわ。 ええと、携帯電話、携帯電話〜・・・あった。 (ピポポ) もしもし、警察? ただ今自動車泥棒を追跡中。 現在位置は国道○△号線、 ふくろう山のきつね橋を渡っているところ。 車種はドッジヴァイパー、色はブルー、 センターに白いラインあり。 ナンバーは? ふう:ね○□−×△。 店員:ナンバーは”ね○□−×△” 現在やまねこスカイライン入り口に向かって逃走中。 それと屋根の上に女性一名! たまき:きゃーっ!とまってぇえぇ! m(@▽@;)m/ /ΞΞ だれかたすけてぇえぇぇ! (キャキュキュキュキュ、ボン、ヴォオオオン) たまき:うひょーーーーーーーーーっ! ΞΞ\ \m(;@▽@)m ナンデヤネン!ナンデヤネン!!(一応、ツッコんでみている) 店員:山道に入ればコーナーが多いから、 小回りの利くこの車が距離を詰めるチャンスよ。 ふう:コーナー? それじゃあ早くしないと、たまきちゃんが振り落とされちゃうよ〜。 (ギャオン、ギャアアアアアアアアアアン) ・・・高回転域がイマイチか。 がんばれがんばれ! たまき:てがいたいよ〜〜ん。m(>o<;)m/ /ΞΞ とまってよ〜〜ん。 (ヴォォォォオオオオン、ヴォォォォオオン) 店員:バイパーってスピード出るんだねぇ。 なかなか間隔が縮まらないね。 ・・・やっぱ、パワーが違いすぎる? ふう:いくら詰めても、コーナーの出口で離される。 さすがヴァイパーだなぁっ! 店員:次のコーナーの出口は直線の下り坂よ。 速度を殺さず、ギリギリで抜ければ! ふう:この車の振り回し方、だいたいわかった。 まかせておいて。 (ギャオン、キャキャキャキャキャキャキャ、ギャイン) (ヴォオオオオオン、ヴォン、ボン、ボン、ヴォオオオオン) たまき:うひぃぃーーーーーーーっ! m(>0<;)m/ /ΞΞ 店員:ガードレールまで10センチなかったよ。 ふう:・・・なんとか持った。 店員:それにしてもパトカー来ないなぁ。 警察はなにやってんだ? ふう:よーし、並んだ! (ギャォォォオオオオオオオオオオオオン) (ヴォン、ヴォオオオオオオオオオオオン) 店員:お客さ〜ん、大丈夫? たまき:★□●×♯※〜〜!m(×▽×)m//ΞΞ 店員:・・・だめっぽいね。 ふう:前に出て道をふさぐよ。 助手席は危ないから、後部座席に移って。 店員:わかった。(がさごそ) へい、お待ち! ふう:まっすぐ突っ込んでこないでよ〜・・・ (ギャオン、カコ、カコ、ギャィィィィィィィン) 加速しろ加速しろ 店員:追い抜いた! いまだ! ふう:どりゃあ〜〜っ! (キュキュキュキュ) ふう:止まってーーっ、バイパー! (キキキーーーーーーーッ) たまき:うわあああああああ!キュウブレーキ〜〜〜!\(◎▽◎)/ ・・・・・・あ、手を離しちゃった。 わわわわわ・・・(ツルツルツル) (ボェン)きゃん たまき:(ツルツルツル〜〜)あちちちちち〜! (ズボッ) うぎゅっ! ふう:・・・・・・お帰り。 たまき:た、・・・ただいま〜。 店員:ほらっ!ドロボウが逃げるよ。 (ヴォオオオン、ヴォン、ヴォオオオオ・・・) ふう:諦めわるいなー。 たまきちゃん、早く乗って。 たまき:はいっ。(バムッ) あー怖かった〜。 ふう:逃がすかこんちくしょーーっ (ギャキュキュキュ、ギャォォォオオン、ギャオオオン) たまき:うひえぇぇぇぇぇぇぇ!<(◎▽◎;)/ 店員:このまま行くと、やまねこスカイラインの入り口だよ。 直線の多いスカイラインでは、この車じゃバイパーには追いつけない。 このワインディングで何とかしないと。 たまき:・・・・・・・・・◆●■★▼ 。<((◎▽◎;))> 店員:次のコーナーのあとは、スカイラインの入り口だよ。 ラストチャンス! もう一回、ギリギリでコーナーを抜けて! ふう:いよおっし! って、あのガードレール工事中じゃ〜〜ん! 店員:ああ、そういえばあたしが、 おととい前の車で突っ込んで壊したんだった。 ふう:うわあ〜〜ん、このスピードじゃヤバイかも〜〜。 タイヤさん達グリップして〜〜〜〜〜! (ギャオオオオン・・・キュキュッ・・・キュキュキュキュ) きゃ〜〜っ!滑った〜〜〜!! ふう:ウキャ〜〜〜〜〜〜ッ!! 前が見えない〜〜! 店員:落ちる落ちるぅ〜〜!! たまき:・・・よいこのみんなへ。 この日記は法律を軽視することをすすめるものではありません。 常に交通法規を遵守し、安全運転を心がけてください。 無理な運転は控えましょう。 (キュッキュキキキーーーッ) 店員:逆ハン切って立て直して〜! ふう:おっけーおっけー。 ・・・でも谷底に向かって逆ハン切るのは怖いなぁ。 (ギャギギャギャン、ギャオオオオオン) ふう:たっ、立て直ったぁ〜〜〜。 店員:・・・ふ〜〜〜〜っ。死ぬかと思った。 お客さんスゴイ!あたしだったら、いまごろ谷底だよ。 ふう:・・・でもドリフトして失速しちゃった。 ああ、私のバイパーがどんどん遠くに・・・。 たまき:走っている車の前に飛び出したり、 車の屋根につかまるのもやめましょうね♪ え?自分がやったじゃないかって?・・・えへへ。 パトカー:(ファォンファォンファォンファォン) 青のバイパー、直ちに停車しなさい。 この先は閉鎖されています。 (ファォンファォンファォンファォン) ふう :パトカーだ。前からも後ろからも来るよ。 バイパーを挟み撃ちにするんだね。 店員 :そっか。スカイライン入り口で待ち構えてたか。 ありがたや国家権力。 ふう :やっと観念したみたいね。 停車して、犯人が出てきたよ。 捕まったみたい。 ・ ・ ふう:わたしたちの取り調べ、簡単に済んでよかった。 店員:一件落着ですのう。 ふう:このミニクーパー、どうもありがとう。 あいつを捕まえるには及ばなかったけど、 おかげでたまきちゃんが助かったよ。 たまき:もう、魂抜けるかと思ったよ〜。 店員:けっこう抜けてたみたいよ。 なんか、誰かとしゃべってたし。 たまき:ええ?うそ〜。 ふう:バイパー、すぐ返してもらえるのかなぁ。 「証拠品です」とか言って、裁判が終わるまで帰さないとか、 そんなことないよね。 店員:まさか〜。 でも、心配しててもしょうがないから、 パトカーのところに行って聞いてきたら? ふう:そうだね。行ってくる。 店員:もう大丈夫?お客さんも災難だったね たまき:私、すんごいスタントしちゃいましたね。 店員:ビデオカメラで撮影したかったなー。 きっと投稿ビデオ大賞でグランプリ賞金100万円でしょ。 もったいないなー。 3人で分けても・・・、 たまき:ヤですよ、恥ずかしい。 携帯:ピロピロピ〜ピピイ〜♪ 店員:あ、あたしのだ。 (ピロ・ピ)・・・はい。 うあっ、オーナー。・・・はい、すみません。 じつはかくかくしかじか・・・・・・・・・ ・・・ええ。・・・はい。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 ん〜っ!オーナーだったらわかってくれると思った。 もー大好き。チュ〜! たまき:・・・・・・・・・。 店員:はい、なんともありません。 は〜〜い。(ピッ) たまき:大丈夫なんですか? 店員:オーナーは、話のわかる人だから、 事情を話したらわかってくれたよ。 この制服も、オーナーのシュミなの。 ステキでしょ〜。 たまき:そうですね。(・・・お店とはミスマッチだけど) それにお蕎麦おいしかったし。 あ、ふうちゃんが戻ってきた。 ふう:少ししたらバイパー返してくれるって。 店員:それじゃあたし帰るわ。 いちおう仕事中だし。 ふう:ごめんね。 こんど改めてお礼に行くね。 店員:いいっていいって。 店員さんが帰ったあと、しばらくしてバイパーが戻ってきました。 私達はそれに乗り、 無事に特製アイスクリームのある牧場にたどり着いたのでした。 たまき:長い道のりだったね。 ふう:ね〜。 じゃあ、いただきます。 たまき:いただきま〜す。(シャクッ) ん〜っ! ふう:あふぅ〜〜。おいしぃ〜〜ん♪ たまき:ホントだ。 普通のアイスとは別物みたい。 脂肪分が多いのはわかるけど、それだけじゃない・・・。 なんだろ〜〜。 おいし〜〜! ふう:ね〜。こういうドライブもいいでしょう。 たまき:うん。 ・・・・・・でも〜、 もう寄り道はやめて、今度から計画的にまっすぐ来ようね。 もう、あんなのはごめんだよう。 ふう:そんなぁ。まだ帰り道があるのに。 たまき:ええ〜〜!やめよ・・・ ふう:・・・じつは〜、 メチャおいしい焼きトウモロコシを売ってるところがあるんだ〜。 外はカリカリで、中はアツアツでプリプリなの。 かぶりつくと、トウモロコシのひとつぶひとつぶがプチプチはじけて、 中から甘い汁が口一杯にあふれてくるの〜〜♪ たまき:んもー。 そ〜んな見え見えの手には乗らないよ。 ふう:トウモロコシってこんなにおいしいモノだったんだって、 誰だって、きっとびっくりっしちゃうね。 ・・・でも、たまきちゃんがヤダって言うなら、 しょうがないね〜。 たまき:・・・・・・・・・・・・・・ん。 ふう:焼いたトウモロコシに塗った、 香ばしいお醤油の匂いを思い出すなぁ。 ジューーって音がするの〜。 たまき:・・・・・・・・・・・・そんな、見え見えの・・・。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 結局、私達が焼きトウモロコシを食べに行ったかどうか、 ・・・ということは、悔しいので書きたくありません。(笑) まあ、なんにしても無事に家に帰ってこれて、ホントによかったです。 食べたものはみんなおいしかったし。 いろんな意味で大冒険な一日でした。 目を閉じるとムチャな加速感が蘇ってきます。 ・・・なんか怖い夢を見そうだな〜。 それでは おやすみなさい。 |