11月14日(土)晴れ なんだか体が浮きあがって、光に包まれて、まぶしい・・・・・・で、ございますです・・・。 気がつくと、そこは見知らぬ森の中でした。 目の前には見知らぬ女の子と、紅蘭と風ちゃんとワンパ。 たまき:風ちゃん、紅蘭、ここはどでございますか? にゃあ?わたしなんでこんな言葉づかいしてるんでございますですか!? ふう:なに言ってんのたまきちゃん。あんた、いつもマスデス言ってるじゃん。 どーでもいいけど。 王女:そうよ〜。それに「わたし」じゃなくて「わたくし」よね。 紅蘭:そう、なんだな。 ワンパ:我が輩もそう思うぞ。どうした、調子でも〜悪いのか? たまき:・・・・・・ワンパがしゃべった。これは一体、にゃにごとでございますです〜。 ふう:ところで、なんで呼び出したワケ?どーでもいいけど。 王女:あんた達に手伝ってもらいたいことがあるのよ。 ワンパ:うむ。実はまた天使達のいたずらのせいで、里中の松茸が へんな匂いになってしまったんだ。何とかして、スタンプの押された 松茸を探さねばならん。 紅蘭:変な匂いだから、ボクの鼻も役に立たないんだな。 王女:そういうわけだから、手分けして探しましょ! ふう:オッケーって感じ。どうでもいいけど。 たまき:わかりましたおうじょさま!もとはといえば私の責任でございますです! 必ず見つけ出してみせますでございますです〜!! ワンパ:じゃあたまき、そっちはまかせたのだ!我々はむこうを探すぞ! 紅蘭:わかったんだな。早くスタンプを消して、松茸ご飯を おなかいっっぱい、食べるんだなっ。 王女:ちょっと〜、待ちなさいよ〜。 たまき:よーし、見つけるでございますです。これももとはといえば、わたくしが・・・。 わたし何したんだっけ。 ふう:なにぶつぶつ言ってるの〜って感じ。どーでもいいけど。 たまき:ふうさま、どうしたんでございますですか? もしかしたら、一緒に探してくれるんでございますか? ふう:まあね。どーでもいいけど。 たまき:はぁ〜、だいぶ探したけど見つからないでございますですねぇ。 スタンプ以前に松茸自体がないでございます。 ふう:あそこに大きな松の木が見えるじゃん。 あそこならありそうな感じ。どーでもいいけど。 たまき:よし、行ってみるでございます! たまき:うにゃ〜、すごいへんな匂いでございましゅ〜。むぎゅ。 ふう:臭いって感じぃ!どーでも、・・・よくな〜い! 王女:あら、あんた達もここにきたの? たまき:あ、おうじょさま。わたくしたち、この木を目指してやってきたのでございます。 ワンパ:それじゃあ、我が輩達と、一緒なのだ。 紅蘭:なんだな。 王女:よーし、それじゃ、ここをみんなで探して! ・・・あたしはあっちを探すから、見つかったら呼んでね。 たまき:おうじょさま!どこに行くのでございますか〜? 王女:だって臭いんだも〜ん。 紅蘭:おうじょばっかり、ずるいんだな〜! ボクだって鼻が曲がりそうなんだな。 王女:わかったわよ、も〜。やればいいんでしょ〜。 たまき:あっ!あったでございます!天使さまのマークが 付いた松茸でございますです!! ジュディ:そこまでよ、松茸どろぼう!(ダダダッ) 動くと撃つわよ! たまき:もう撃ったでございます。もうちょっとで当たるとこだったでございますです〜。 王女:マダム!それは誤解よ。私たちはこのへんな匂いになった松茸を 元に戻しにきただけなの。 たまき:そうでございますです ジュディ:へんなにおい?これが?こ〜んなに、い・い・か・お・り・なの・に・・・。 紅蘭:・・・・・・なんだか、トリップしているみたいなんだな。 王女:今のうちにササッと消しちゃおうかしら。 たまき:幸いスタンプのところは、吹き飛ばされずに残っておりますですぅ〜♪ ワンパ:そうだな。・・・・・ん?なんだか急に目眩が・・・。(ドサリ) ふう:あたしもうだめ〜、どーでもいいけど。(パタリ) 紅蘭:ボクはとっくにだめなんだな〜。(パタリ) たまき:この匂いでございます!おうじょさま、早くマークを消すでございますです! 王女:うん、わかったわ。 すがお、あっさがお、いいおっかお! 笑顔がいちば〜ん! はなまる〜、#FF00FF! たまき:やりました!消えたでございます! ・・・・・・あれ?匂いは消えないでございますです。 王女:・・・・・・あたしも、もう、だ・めぇ〜。(パタリ) たまき:あ、おうじょさま、しっかりするでございますです! しっかりするで・・・! たまき:ぅうン・・・しっかりする・・・でございますです・・・・・。 紅蘭:たまき、ちょっと〜、大丈夫か? たまき:ふぇ・・・・・あ、伯爵さまでございますです。 紅蘭:なんや伯爵って。うなされとったで。 たまき:・・・・・・ゆ、夢か。 紅蘭:怖い夢でも見とったんかいな。なぁ、どんなん? たまき:あのね、私がプーニャになる夢。ふうちゃんはホーレソレだった。 ワンパがアラエッサなの。 紅蘭:あははははは(笑)、何やそれ、全然怖くないやん。 うちは?出てきたん? たまき:紅蘭はねぇ、スト(・・・はっ)じゃなくて、レレ、レンコポッチだったよ。 紅蘭:へぇ、なんか意外やな。ああ、三つ編みのとこが似てるか。 たまき:そ、そうだね。ハハハ。(大汗)ん?なにこの匂い。 紅蘭:いやな、うちの実家から、日本でいうところの 漬物を送ってきたんや。どうや?ええ匂いやろ。 たまき:・・・・・・・・・原因はこれか。 紅蘭:なんや、顔しかめて・・・・・・。ああ、やっぱりあかんかったか。 ごめんな〜、いまかたすわ。 たまき:まってまって、一口だけ。 紅蘭:ほんま?ほな、はい、あ〜ん。 たまき:え?・・・・・・じゃあ、あ〜ん。(こりこり・・・・!)お、おいしい。おいしいね、これ! 紅蘭:せやろ、な?な? この匂いもそのうち慣れるで。 たまき:それはちょっと自信ないな〜。(こりこり) 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 例のおうじょの椅子でうたた寝してたら、へんな夢見ちゃった。 なんで私がプーニャなのよう。 どうせなら、ゴマータが良かったな〜。 紅蘭、嘘付いてごめんね。 なんだか寝てばっかりみたいだけど、 おやすみなさい!で、ございますですぅ・・・・・・。 |